シリーズ最終章!引き出された旨味と辛口のバランスが絶妙な逸品
昨年フルモデルチェンジを果たし、ご好評をいただいております萩の鶴「かわるがわる」シリーズの最終章として登場するのが、冷蔵庫でじっくりと熟成させた"ひやおろし"的ポジションの火入れ酒です。
味わい
いまだフレッシュな口当たりに、低温熟成により引き出されたリンゴの蜜のような甘み。その旨味の下支えを感じながら、辛口らしい過度に広がらないキレの良さを持ち合わせた味わいです。薄っぺらい辛口酒とは異なる、味わいに奥行とキレを持ち合わせた、バランスの良い味わいに仕上がっています。
香り
萩の鶴らしいメロンや白ブドウのような透明感のある爽やかな香りの中に、リンゴの蜜のような甘みと酸味を感じます。自然な微量のガス感とともに、フレッシュでありながら熟成による奥深さも感じられる香りです。
【商品詳細】
- 商品名萩の鶴 かわるがわる 辛口純米吟醸 火入
- 種 別日本酒 純米吟醸酒
- 容 量1800ml
- 産 地宮城県
- 蔵 元萩野酒造
- 原 料ひとめぼれ
- 精米歩合60%
- 日本酒度+8
- 酸 度1.4
- Alc度数16度
- アミノ酸度1.0
- 酵母種類7号酵母
【商品コンセプト】
毎年味が変わる。今年のテーマは、「私が今造りたい辛口酒の表現」
萩野酒造の杜氏である佐藤善之さんは、「SAKE COMPETITION2019」において、次世代の造り手を応援する若手奨励賞を受賞した経歴がある腕の持ち主。その佐藤さんが、伸び伸びと酒造りができるように、「今造ってみたい」をテーマに、毎年異なる味わいのお酒をリリースしてみようという話に。
昨年のテーマは「お米の磨きで味わいはどう変わるか?」でした。そして、今年のテーマは「私が今造りたい辛口酒の表現」に決定。
佐藤杜氏は、「時間経過による変化が少ないとされる辛口酒だからこそ、逆にどのように変化していくのかに注目してみたい」と語ります。その狙いにおいて、このお酒はまさにうってつけといえるでしょう。
【農家・農業】
「JA新宮城」
【造り・造り手】

理想の酒とは、「毎日着られて心地のいい、
カジュアルでありながらも上質なTシャツのような酒」。
萩の鶴をつくっている蔵元は、宮城県栗原市にある萩野酒造です。100人の嗜好に合わせて100人がおいしいと感じられる酒が一般的には理想なのかもしれませんが、萩野酒造では、自ら飲んで本当に美味しいと思える酒を造りたいと思い、酒の造り手として、料理を活かしつつも、料理と共に記憶に残るような個性ある酒を追求しようと考えている蔵元です。
良いものを少しだけ造るというコンセプトのもと、日本酒独自の伝統や歴史を守りながら新しい技術も取り入れ、常に進化する酒造りを目指しています。
萩野酒造の考える理想の酒は、外行きではない普段着のような感覚で、肩肘張らず気軽に楽しめる酒です。高級料理店でワイングラスと共に楽しむ日本酒も魅力的ですが、普段は無造作に茶碗に注いで飲むような日本酒の方が性に合っていると言います。例えるならば、たまに着るよそ行きのドレスよりも、毎日着られて心地のいい、カジュアルでありながらも上質なTシャツのような酒を醸したいと考えています。
【デザイン】
「オリシゲシュウジ」
穴吹デザイン専門学校インテリアデザイン科卒業
有限会社ユー環境デザイン入社。道路、河川、公園の修景・土木設計に携わる。主に公共事業。日々の設計・計算書業務に加え、完成予想図などのパースも担当、提案書や納品報告書へ組み込む。
株式会社日美入社。印刷物等紙媒体・ウェブのデザイン・データ制作を中心に、広告制作に関わる。
2004年よりフリーランスへ。現在に至る。