タンク30本から選ばれし1本。
ジュワっと広がる辛口旨酒!
「辛口純米八拾」の中でも、特に出来の良いタンクから選ばれた一本。無濾過原酒ならではの力強さと、キレのある辛口が魅力。冷やしてシャープに、燗でふくらみを楽しめる、辛口党にこそ飲んでほしい一本。
香り
モモやリンゴ、ほんのり乳酸を思わせる香りに、ラムネのような爽やかな印象も。控えめながらも奥行きのある穏やかな香り立ち。
【商品詳細】
- 商品名亀齢 Check「白」純米無濾過原酒
- 種 別日本酒 純米酒
- 容 量1800ml
- 産 地広島県
- 蔵 元亀齢酒造
- 原 料中生新千本
- 精米歩合80%
- 日本酒度+3.0
- 酸 度1.6
- Alc度数17.7度
- アミノ酸度0.9
- 酵母種類自家酵母
- コンディション無濾過原酒(火入)
【商品コンセプト】
伝えたいのはただひとつ。
先代より伝えられた「造りの流儀」
かれこれ20年以上も前の話になりますが、ある居酒屋で感動を覚えるほどおいしいお酒に出会ったことを今でも鮮明に覚えています。そのお酒には「杜氏 西垣信道」と書かれてあり、銘柄は「悦凱陣」。どんな蔵なのだろう、どんな人がつくっているのだろう。すぐ蔵を訪ねた経緯があります。
飲んだお酒は、西垣信道杜氏と西垣昌弘さん親子がつくった酒。昌弘さんは21歳のとき蔵人として酒づくりをはじめ、24歳で父親が杜氏を務める香川の丸尾本店へ入蔵。父から酒づくりの精神と技術を授かり、二人三脚で酒づくりに取り組んできました。
平成10年10月、縁あって西垣親子は広島にある亀齢酒造の酒づくりを任されます。酒づくりの姿勢は昌弘さんに受け継がれ、3年後に信道杜氏が引退。それから昌弘さんが杜氏として酒造りに取り組みました。
普段は温厚な昌弘さんですが、酒造りに妥協はなし。酒造りに向かう姿には鬼気迫るものがある。思いっきり気合の入った酒。それが昌弘杜氏のお酒。先代より伝えられた「造りの流儀」。これを亀齢チェックでは表現したいと試行錯誤しました。
【造り・造り手】
「亀齢酒造/広島」

やはり私の出来ることは酒に思いを込める。
そこに差が出るのだと思います。
亀齢チェックを造る亀齢酒造は、広島は酒の都といわれる西条の酒蔵通りの真ん中に位置する蔵元です。「鶴は千年 亀は万年」の言葉のごとく、長命と永遠の繁栄の意をこめて名づけられた"亀齢"は、古くは「吉田屋の酒」として酒客に親しまれていたものを、明治初期、当主石井幸太郎が命名しました。吉田屋の酒から"亀齢"に名を変えて、味を磨き、人から人へとそのうまさは語り継がれ、多くの酒客を魅了し続けています。
現在杜氏をつとめる西垣昌弘さんは、現在広島では非常に希少になりました、妥協の一切ない完全手造りを心掛ける「昔ながらの職人」気質な方で、地元広島では多くの西垣ファンがいらっしゃいます。蔵元に訪問した際にもハッキリとおっしゃっていました。「手造りだから旨いというわけではないですが、これだけ技術が進歩して質の高いお酒が出ている中で、やはり私の出来ることは酒に思いを込める。そこに差が出るのだと思います。」
【デザイン】
「山口芳水」
たくさんあるお酒の中から、「一度はこのお酒をチェックしてもらいたい」という思いから。
作品名【 CHECK 】
あなたは一生の内に何種類のお酒を呑むことになるのだろうか。地元のお酒・地方のお酒・海外のお酒、どんな機会やきっかけで呑み。どんな理由で店頭の中から一本を手にするのだろうか。職人・酒造・酒屋・亀齢のファン・揮毫者が口を揃えて一押しするお酒を一度は試しに呑んで欲しいという思いで【 CHECK「 ✔︎ 」 】の記号を揮毫いたしました。
[ 作品制作の意図 ]
瓶から器に注ぎ込むお酒の流れの美しさを作品にて表現したかった。螺旋のように注ぐ流れを何度も見ては揮毫の繰り返しで納得いく表現を生み出すことができた。
「 ✔︎ 」の始まりの部分にお酒が注ぎ込まれるように構成し人から人からへと味の良さ・職人の心意気が心から心へと伝わっていくように幅の広さと奥行きで壮大な立体を表現した。最後のカスレは、竹の節のように何度も壁に当たることはあるがもがき・立ち向かい突破して道が開けるようにキレと勢いとリズムを刻み込んだ。
より多くの方に手に取り呑んでいただけると幸いです。