11%原酒、白麹仕込み・酵母無添加の
新感覚な味わい
「もっと軽やかに、それでも心に残る一杯を。」
そんな想いから生まれた天明の新シリーズ「Sora」。その中でも最もチャレンジングな1本が、この『夕空』です。
アルコール度数11%、白麹仕込み、酵母無添加という、まさに“攻め”の姿勢で挑んだ仕込みから生まれたこのお酒は、驚くほどスムーズな飲み口と爽やかな酸味が特徴。
日本酒の未来を見据えながらも、ただの実験酒では終わらない完成度。ワインのような飲みやすさと、日本酒ならではの奥行きをあわせ持つ、新しい日本酒体験をぜひご堪能ください。
味わい
スッとした飲み口から、八朔やライムを思わせるシャープで爽やかな酸が広がり、11%という低アルコールながらも薄さを感じさせないしっかりとした旨み。
まるで“大人のスポーツドリンク”のような、軽快なのに満足感ある不思議なバランス。暑い季節にもぴったりの、体にスーッと馴染む味わいです。
香り
白桃やイチゴのようなやさしく上品な果実香に加え、和柑橘を思わせる爽やかな香りがアクセントに。
派手すぎず控えめながらも、清涼感と華やかさをあわせ持った新しいフルーティーさが印象的です。
【商品詳細】
- 商品名天明「Sora」かろやか純米“夜空”<生> 1.8L
- 種 別日本酒 純米酒
- 容 量1800ml
- 産 地福島県
- 蔵 元曙酒造
- 原 料福乃香
- 精米歩合60%
- 日本酒度-7.47
- 酸 度3.13
- Alc度数13度
- アミノ酸度1.41
- 酵母種類無添加
- コンディション生もと白麹生原酒
【商品コンセプト】
飽くなき探究心より生まれる、
一歩先ゆく創造的な日本酒を求めて
創業1904年。『天明』という銘柄は、現社長兼杜氏の鈴木孝市氏の母である明美さんの代で誕生しました。伝統を守りながらも新しい挑戦をしていこうという蔵のコンセプトを表しています。
母から教わった酒造りの唯一のヒントが「酒を飲むこと」。何千種もの利き酒をし、美酒があれば蔵見学を申し込み、全国を回りました。その経験が今に活かされており、単に良い酒をつくるというだけでなく、創造的な日本酒造りを求めて毎年さまざまなチャレンジを行っています。
世界で広く楽しまれるワインのアルコール度数に注目し、日本酒の今後のグローバルスタンダードを見据え、「日本酒も今のアルコール度数よりも、よりかろやかな方向に向かうのではないか?」「ワインと同様のアルコール度数で美味しいと感じる日本酒とはどのようなものか?」を日々追求しています。その考えを後押しできるようなお酒にチャレンジしようということで、新シリーズ「Sora」は誕生しました。
【農家・農業】
「広島北部農業協同組合・高宮酒米部会」

酒米作りのプロ集団。
県内最大の酒米産地「高宮町」より
この「天明」空-Sora-シリーズで使用される酒米は、広島県の北部に位置する安芸高田市高宮町の「雄町」というお米を使用しています。高宮町では、酒造会社の要望に応える酒米の質と量を確実に提供するために、酒米部会が1986年に設立されました。
現在では、八反錦、八反35号、千本錦、雄町、こいおまちなどの酒米を生産しています。肥沃な大地、きれいで豊富な水、夏季の昼夜の寒暖差が大きいという気候的な好条件だけでなく、生産者一人ひとりが高品質(低タンパクで高位平準化)な酒米の計画生産に努め、信頼される産地づくりに取り組んでいます。
酒造会社の要望に応える酒米の質と量を確実に提供するために設立された酒米部会は、まさに酒米作りのプロ集団として、高品質な酒米の安定供給を支えています。
【造り・造り手】
「曙酒造/福島県」
時代とともに自然とともに進化し続ける酒
この「天明」空-Sora-シリーズをつくる蔵元が、福島県は河沼郡会津坂下町にある曙酒造です。会津の小さな酒蔵で女性杜氏が醸しだす「天明」というブランドで、地酒業界に一躍名を馳せた曙酒造。
現在は、4代目蔵元である鈴木明美さんの息子・孝市さんが杜氏兼社長として酒造りを一任されており、彼の思い描く酒造りに向けて、蔵人一同がバックアップしているという、これからが楽しみな蔵元です。
『時代とともに自然とともに進化し続ける酒』『食とともに人の輪の中で幸せの舌鼓をうたせ続ける酒』そして『造っていても呑んでも楽しさが無限に湧き出る酒』を造り続けたいと想い、日々酒造りに努めています。